レッドブルの2014年F1マシシ『RB10』がFIAのクラッシュテストを通過したのはわずか10日前だったことが明らかになった。レッドブルは、ヘレステスト初日に新車RB10を発表したものの、トラブルが発生してわずか3周の走行にとどまった。RB10を手がけたエイドリアン・ニューウェイは、RB10が10日前にクラッシュテストを受けたと明かし、ヘレステスト初日の午前になってもメカニックがRB10の仕上げに取り組んでいることを Auto Motor Und Sport に認めた。
走行を開始できない理由を問われたエイドリアン・ニューウェイは“くだらない”初期トラブルによるものだと答えた。走行を担当したセバスチャン・ベッテルによると数千とあるマシンのコンポーネントのひとつが誤って搭載されていたという。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「時間内に何とかまとめるのは極めて大きな偉業だ」と語った。セバスチャン・ベッテルは、今シーズンに各チームが直面する複雑な課題を観客が評価してくれないのではないかと懸念している。セバスチャン・ベッテルは、3月の開幕戦オートラリアGPでもマシンに故障が見られる可能性はあるとしつつ、「エンジニアでさえ難しい状態を観客がそれ以上に理解できるとは思えない」と述べた。関連:レッドブル、RB10を発表
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