セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが揃ってリタイアしたF1韓国GPは、レッドブルにとって大打撃となった。スタートからレースをリードしていたセバスチャン・ベッテルだが、46周目に突然エンジンが白煙を噴いた。レッドブルのモータスポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブルそして供給元であるルノーにとって完全に予想外の故障だったと述べた。
「今年、初めてのエンジン故障だ」とヘルムート・マルコはコメント。「走行距離は1,600キロくらいだった。通常、平均(寿命)は2,000〜2,100だ」「バルブ部分の何かが壊れた。初めてのことだ。我々は金曜日にもっと走行距離の多いエンジンを使っていた」ヘルムート・マルコは、セバスチャン・ベッテルに諦めないよう助言している。「簡単なことではないが、まだ50ポイントある。アロンソは最後のエンジンだ。我々は諦めない」ルノーは、故障についてレッドブルに謝罪している。関連:レッドブル:痛恨のダブルリタイア (F1韓国GP)