レッドブルは、F1韓国GPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテル、マーク・ウェバーともにリタイアという結果に終わった。レッドブルにとって韓国は厳しい週末になった。予選でフロントローを獲得したレッドブル勢は、セーフティカー先導によるスタートで順位をキープ。しかし、赤旗中断後の再スタートでマーク・ウェバーがクラッシュ。
46周目にはそれまでずっとトップを走行していたセバスチャン・ベッテルがマシントラブルによりストップ。まさかのダブルリタイアに終わった。今回の結果でマーク・ウェバーは、チャンピオンシップ首位から11ポイント差の2位に後退。セバスチャン・ベッテルも25ポイント差の4位に後退した。セバスチャン・ベッテル (リタイア)「望ましい結果ではないけど、今日は全員にとって難しいレースだったと思う。レース全体で先頭を走り、それをコントロールしながらタイヤを労わっていたし、これ以上のことはできなかったと思う。全体的に今日と昨日の予選ではほぼ完璧な仕事をした。レース終盤には暗くなってきた。僕はヘルメットにミディアム・バイザーをつけていたので、路面のバンプやブレーキングの基準点を見るのが難しかった。でもレースを完走したドライバーもいるので、ある程度の視界はあんだろうね。ドライバーズ選手権にはまだ50ポイント残っている。今日エンジンが壊れずに優勝していればもっと簡単だっただろうけど、それが人生だし、こういうことも起きるときもある。僕たちは最後の2戦にむけて全力を尽くしている。とても強いチームだし、強いマシンがある。僕たちが最速なことはわかっている。今日できることはすべてやったし、まだ勝ち目はあるので今夜は眠れると思う」マーク・ウェバー (リタイア)「完全に僕のミスだった。ターン12の出口の縁石に乗ったけど、縁石を降りるときはまさにスローモーションだった。僕のミスだし、僕の日ではなかった。うまく捕えられたと思ったけど、マシンのコントロールを失い、ウォールに接触してしまった。それほど酷い接触ではんかったけど、マシンがトラックの反対側に向かい、ニコ(・ロズベルグ)がぶつかってしまい、彼のレースも終わらせてしまった。僕らがレースをしていた時点ではコンディションは問題なかった。ギリギリだったけど、問題ではなかった。今日はチャンピオンシップには役に立たなかったけど、絶対まだ優勝することはできる。今回は今年2回目のリタイヤに過ぎない。最も重要なのは順位ではなくポイントし、すぐに変わる可能性がある。ポイントでは他に遅れをとってしまったけど、まだ2戦あるし、全力を尽くすつもりだ」関連:F1韓国GP:フェルナンド・アロンソが波乱の韓国を制す
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