レッドブルは、スパ・フランコルシャンでウイングとフロアの柔軟性テストを受け、合法だと認めた。レッドブル RB6のフロントウイングが高速であまりに低くなっている報じられるなか、FIAはF1ベルギーGPでウイング柔軟性テストを厳格化した。テストは金曜フリー走行後に実施され、マーク・ウェバーのマシンとルイス・ハミルトンのMP4-25が対象となった。
FIAは、マシンのフロントウイングとフロアが規約に「適合している」と認めた。レッドブルのチーム代表のクリスチャン・ホーナーは「我々のマシンはこれまでのどのレースでも規約に適合しており、ベルギーでも適合するはずだ」と述べていた。合法だと判断された後、クリスチャン・ホーナーは「我々は、マシンに関する話題をすべて賛辞と受け取っている。これは我々が何をしているのか他チームがわかっていないことを示している」と述べた。レッドブルにとって次のハードルは、2週間後のF1イタリアGPで実施される、より厳しいフロアテストと規約である。クリスチャン・ホーナーは「エイドリアン・ニューウェイはかなり楽観視している。我々は他チームと同程度の影響しか受けないだろう」と述べた。メルセデスGPのロス・ブラウンは2、フェラーリを含めた一部チームがフレキシブルなマシンに関する最近の嫌味に不満を抱いているようだと認めた。「私やマクラーレンのコメントにあまり喜んでいないチームがあることをわかっている。しかし、私も昨年のダブルディフューザに対する彼らのコメントは嬉しくなかった。F1の本質とはそういうものだ」