クリスチャン・ホーナーがレッドブルからの突然の解任について「理由は一切伝えられていない」と語っていることが明らかになった。20年にわたってミルトンキーンズを拠点とするレッドブルを率いてきたホーナーの退任は、F1界に衝撃をもたらしているが、本人には正式な説明がなされていないという。
Sky Sports F1の共同解説者マーティン・ブルンドルは次のように語った。「後でクリスチャンと話す予定なんだ。『残念なニュースを読んだよ』というメッセージを送った。『テレビに出る前に話せないかな?』とも伝えたけど、彼は応じられなかった」「彼が唯一伝えてきたのは、『なぜ解任されたのか、理由は伝えられていない』ということだった。それが今のところ私が得ている唯一の確かな情報だ」このニュースについてブルンドルは「まさに青天の霹靂だった」としつつも、「チーム内には問題があった」と感じ取っていたという。「正直に言えば、私は少し悲しい。クリスチャンは友人だと思っているし、彼はこの20年間で本当に素晴らしい仕事をしてきた。レースでもチャンピオンシップでも数え切れないほどの勝利を収めてきた」「彼はスチュワートからジャガー、そして苦戦していたチームを、ミルトンキーンズに巨大なキャンパスを持つ一大組織へと変貌させた。そこには大きな成功と山のようなトロフィーがある」「ただ、F1パドックにいると、様子がおかしいことが感じ取れていた。状況は決して順風満帆ではなかった」ホーナーの退任をめぐっては、チーム内の内紛やフェルスタッペン陣営との確執が噂されているが、現時点では公式な発表はなく、本人にも詳細は伝えられていない模様だ。
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