レッドブル・レーシングの次期ドライバーは、年齢が考慮されるだろうとヘルムート・マルコが示唆した。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、マルコが退団した場合、契約条項によって退団する可能性があることが明らかになり、レッドブルとの将来が揺らいでいたが、フェルスタッペンは忠誠心を再確認している。
フェルスタッペンは2028年まで契約を結んでいるが、チームメイトのセルジオ・ペレスは今季限りで契約が切れる。ペレスのシートを狙うライバルドライバーたちから大きなプレッシャーを受ける中、ペレスは開幕から好調な走りを見せている。「セルジオは現時点で非常に良い位置にいる」とマルコはオーストラリアGPを前にSky Germanyに次のように語った。「誰がペレスの後任になるべきかという問題は実際には生じていない」「でも、それは将来の話だ。ペレスはもはや最年少ではないし、ダニエル・リカルドもそうだ」「そして、他の面を考慮すれば、別のドライバーがこのプロセスに含まれる可能性は確かにある」ペレスとRBドライバーのリカルドはともに34歳で、現在のF1グリッドでは長老の部類に入る。リカルドはRBで自分の価値を証明し、来年レッドブルに飛び乗ることを期待して2024年を迎えたが、昨年アルファタウリで見事なカムバックを果たして以来、調子を落としている。ヘルムート・マルコのお気に入りであるジュニア・ドライバーのリアム・ローソン(22歳)については「彼はまずクルマに座って自分の実力を証明しなければならない」と語った。「しかし、彼が(2023年に)出場した際に見せたことは、非常に有望なものだった」。ローソンは昨年、アルファタウリで負傷したリカルドの代役を見事に務めた。オリバー・ベアマンがフェラーリで実りあるデビューを飾り、メルセデスのジュニアドライバーであるアンドレア・キミ・アントネッリも注目を集めており、若手ドライバーを支持する動きが高まっている。しかし、レッドブルが来年ペレスを放出するのであれば、ともに20代のアレクサンダー・アルボンやカルロス・サインツJr.を獲得する可能性もある。
全文を読む