レッドブルF1は、スクーデリア・アルファタウリとして知られていたRBフォーミュラ1チームはレッドブル・レーシングから「独立」していると主張している。現在、ビザ・キャッシュアップRB(Visa Cash App RB)という不格好な新しい正式名を掲げたイタリアを拠点とするチームは、プレミアチームとの新たな相乗効果を生み出し、英国を拠点とする才能を雇用するために一部の業務を英国に移し、最近物議を醸している。
そして、新しい名前とロゴは、「RB」(レーシング・ブルズ)の頭字語が巧妙にレッドブルと結びつけられ、エナジードリンクでおなじみの雄牛のロゴを特徴としており、レッドブル・レーシングとの新たな緊密な関係に対する疑惑をさらに高めるだけとなった。Auto Motor und Sportのミハエル・シュミット記者は「新しい名前を見つけるのは困難を極めた」と説明する。「もともとは、レッドブルが他のスポーツ活動にも使っている総称である『レーシング・ブルズ』がもっと目立つはずだった」「しかし、F1はシャシーメーカーの前にスポンサー名が表示されることを快く思っておらず、そのためレーシング・ブルズは『RB』に略されることになった」レッドブルのトップコンサルタントであるマルコは、旧アルファタウリのチーム名について同誌に「独自のリーダーシップを持つ独立したチームであることに変わりはない」と語った。「たとえ今年は経験豊富なドライバーを起用するとしても、ジュニアチームのままであるべきだ」と34歳のダニエル・リカルドを指して付け加えた。オーストラリア人ドライバーのリカルドは、セルジオ・ペレスに代わる2025年のトップチーム候補であることは明らかだ。レッドブル・レーシング代表のクリスチャン・ホーナー氏は、「我々にとって良いことは、チーム外にもチーム内にも選択肢があることだ」と語った。ペレスとの契約満了について「クルマが競争力がある限り、我々は次に何をしたいのかを冷静に決定するのに有利な状況になるだろう」とホーナーは付け加えた。もしペレスがシーズンの終わりに、あるいはもしかしたらその前に移籍すれば、チーム内でリカルドのポジションが印象的な若手リアム・ローソンに開かれることになるだろう。マルコは21歳のニュージーランド人について「プレッシャーがかかればかかるほど、彼はより良くなった」と語った。
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