レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、マックス・フェルスタッペンが2回目のF1ワールドチャンピオンを獲得した2022年F1日本GPの決勝レースを振り返った。3年ぶりの開催となったF1日本GP。ホンダF1最後の年となった昨年は残念ながら新型コロナウイルスの影響によってF1日本GPは中止となった。だが、今年のF1日本GPでレッドブル・レーシングのマシンにはHONDAロゴが復活。チームにとって事実上のホームレースとなった。
雨に翻弄された長丁場のF1日本GPでマックス・フェルスタッペンがレースを見事にコントロールして優勝し、2シーズン連続のドライバーズチャンピオンを決めた。チームメイトのセルジオ・ペレスは雨のために短縮されたレース終盤でマックスのタイトル獲得をアシストした。「すごいレースだった。レース終了後、フルポイントが得られるかどうか確かではなかったので、このような形で終えられるなど夢にも思っていなかった」とクリスチャン・ホーナーは語った。「マックスは完全に支配していた。彼はシーズンを通じて支配してきたが、今日はこの星のものとは思えないドライビングをしていた。2位に約27秒差をつけるというのは大変な努力の結果で、彼の今シーズンをパーフェクトに表現している」「この勝利でチームはシーズン14勝目を記録した。これはチーム史上最多で、マックスとチームがレースごとにレベルアップしてきたことを示すひとつの例だ。彼と、ガレージとミルトンキーンズのチーム全員、そしてすべてのパートナーのタイトルへ向けたハードワークを大変誇りに思うと同時に感謝している」「このタイトルは本当にスペシャルだ。日本でホンダと一緒に獲得できたことがさらにスペシャルにしている。チェコも素晴らしいドライブを見せてくれた。彼の今シーズンもマックスと同様に素晴らしい。これでドライバーズランキングの2位に立ったので、彼をこのポジションに留めるために全力を尽くしていく」「同時に、2013シーズン以来のコンストラクターズタイトル奪還に向けて努力していく。というわけで、シーズンはまだ終わっていない。レースもまだかなり残っている。オースティンへ戻るのが楽しみだ」
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