レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2021年のアルファタウリ・ホンダのF1ドライバーに任命した角田裕毅を高く評価。マシントラブルがなければ、今年のF2でチャンピオンを取っていたはずだと語る。今年、カーリンからF2に初参戦した角田裕毅は、チャンピオンを獲得したミック・シューマッハと15ポイント差でランキング3位でシーズンを終えた。
これはマシントラブル、接触によるフロントウイングの破損などでオーストリア、ブラペスト、ムジェロを0ポイントで終えたことが大きく響いた。アルファタウリ・ホンダは12月16日(水)、角田裕毅を2021年のF1ドライバーに起用することをようやく発表。ヘルムート・マルコは角田裕毅を称賛した。「角田のスピードは信じられないほどだ」とヘルムート・マルコは語る。「私にとって彼はF2でベストな男だった」「多くのマシン故障がなければ、彼はチャンピオンになっていただろう」ヘルムート・マルコは、角田裕毅のデビューに何年も取り組んできたと語った。「ホンダとのコラボレーションが始まったとき、日本人ドライバーが必要であることが明らかになった」とヘルムート・マルコは語った。「彼をテストのためにヨーロッパに連れて行ったら、我々に必要な種類のドライバーであることに気づいた」ヘルムート・マルコの溺愛ぶりから、すでに角田裕毅は2022年にレッドブル・レーシングへの昇格が期待されてさえいる。
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