レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第5戦 70周年記念GPの予選を振り返った。70周年記念GPでは先週末よりも1段階柔らかいタイヤレンジがノミネートされ、Q2ではマックス・フェルスタッペンがトップ10では唯一となるハードタイヤで突破。明日の決勝は2列目4番グリッドからトップ3とは異なるタイヤ戦略でスタートする。
アレクサンダー・アルボンは、Q3に進出したものの9番手。7番手タイムを記録したピエール・ガスリーの後塵を拝することになった。「今日のセッションは戦略面で単純明快というわけではなかった。今週末の柔らかいタイヤは異なる反応を示しており、チームごとに最適なコンパウンドは異なった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「マックスはQ2でハードタイヤで印象的なラップを記録したため、トップ10でそのコンパウンドでレースをスタートする唯一のドライバーであり、明日のレースでは柔軟性が増すはずだ」「アレクスは比較的容易にQ3に到達し、ミディアムタイヤで速さを見せ、各ラップで改善していたが、ソフトタイヤでのバランスがあまり安定していないことが最後の走行でポジションをかけたバトルで決定的な役割を果たし、明日のレースでは9番グリッドに並ぶことになった」「気温が高くなり、柔らかいコンパウンドで戦略が変化するため、70周年記念GPは注目すべきレースになるだろう」
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