レッドブル・レーシングは、2018年のF1世界選手権で「トリックサスペンション」が禁止されることのインパクトはないと考えている。2018年シーズに先立ち、FIAはマシンの空力パフォーマンスの改善に使用されている可能性がある、いわゆる“トリックサスペンション”システムの規制に乗り出した。
昨年、F1チームは、空力パフォーマンスの向上を狙い、フロントサスペンションに小さなリンクを絡ませてアップライトと接続させ、ステリアリングの角度に応じてコース上でクルマの車高を巧妙に変化させていた。レッドブルは、この分野で最も先を行くチームだと考えられている。しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「我々の競争力はこのルールによって制限されることはない」と Auto Bild にコメント。逆にヘルムート・マルコは、開幕戦からメルセデスとフェラーリとともに優勝争いをしていく意向だと述べた。
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