レッドブルが、ユーモアあふれる2016年のクリスマスカードをF1ファンに送った。今年のレッドブルのクリスマスカードには、2台のレッドブルがメルセデスとフェラーリを先行しているイラスト。各マシンのリアウイングにはライバル勢、特にメルセデスのチーム代表トト・ヴォルフとフェラーリのセバスチャン・ベッテルに宛てたメッセージが書かれている。
メルセデスの前を走るマシンのリアウイングには「このドライビングはどう? ヨスの連絡先:+31-33333」との文字。これはF1メキシコGP後に、トト・ヴォルフがマックス・フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンに電話し、息子マックスがメルセデスのタイトル争いを台無しにするような無謀な行動を取らないようアドバイスしてほしいと頼んだことを揶揄したもの。フェラーリの前を走るマシンのリアウイングには「僕のドライビングはどうかな? 感想はチャーリー・ホワイティングまで」と書かれている。これはF1メキシコGPで、コースオフを喫したマックス・フェルスタッペンがポジションを譲らなかったことに腹を立てたセバスチャン・ベッテルが、ペナルティを科さなかったFIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングに対して無線で「うせろ」と暴言を吐いたことを揶揄している。関連:・トト・ヴォルフ、父ヨスに電話でマックス・フェルスタッペンへの忠告を要請 - 2016年11月13日・セバスチャン・ベッテル、暴言による懲戒処分を免れる - 2016年11月2日