今年のGP2チャンピオンに輝いたピエール・ガスリーには、まだ将来F1で走る可能性が残されているようだ。ピエール・ガスリーは、先週末のアブダビでレッドブルのジュニアドライバーとしては初めてGP2のタイトルを獲得した。しかし、レッドブルは2017年もトロ・ロッソでカルロス・サインツとダニール・クビアトを続投させることを決定しており、ピエール・ガスリーのF1昇格は見送られた。
2013年にフォーミュラ・ルノー・ユーロカップでチャンピオンを獲得した後、レッドブルのプログラムに加入したピエール・ガスリーは、今年、レッドブルでのピレリの2017年F1タイヤテストを含め、両方のF1チームでテストを担当した。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「今年、ピエールは素晴らしい仕事をした。彼がGP2チャンピンを獲得したのは良いことだ」「彼は今年、テストと開発作業で我々のために重要な仕事をしてくれた」「現時点でF1には彼のための空きシートはないが、彼はジュニアチームの最上級メンバーであり、我々によって保持される。我々は彼のことを非常に高く評価している」「彼にとって将来がどう展開したとしても、F1はまだその将来の大きな一部だ」ピエール・ガスリーの将来は、ジュニアプログラムを率いるヘルメート・マルコに委ねられたままとなる。「ヘルムートには、僕の唯一のゴールはF1に乗ることだと言ってある」「そのためにずっとプッシュし続けていくけど、常に機会が必要だ。どうなるか見てみるつもりだ。現時点ではわからなけどね」「僕の将来は大きく開いている。でも、F1に乗るために全てをプッシュし続けていくのは確実だ」関連:ピエール・ガスリーが2016年のGP2チャンピオンを獲得