レッドブルは、2016年F1マシン『RB12』を準備する時間がなくなっているとの見方を否定した。レッドブルはまだ2016年のエンジンが決定しておらず、バーニー・エクレストンは「時期的にどのエンジンを得られたとしても彼らは困ることになるだろう」とオースティンで述べた。しかし、レッドブルのチーフエンジニアを務めるポール・モナハンはその見方に同意しない。
ポール・モナハンは、政治的な危機にも関わらず、RB12の作業を推し進めており、エンジン供給元がわからなくても「マシンの大部分のパーツのデザインはすでにフィクスしている」と Speed Week に述べた。エンジンの仕様とそれに関連するものについては「とにかく我々は忍耐強くなければならない」とコメント。「だが、ディメンションと冷却に関しては、パワーユニットは他のものと大きくは違わない。なので、このチャレンジを我々は成し遂げられるはずだ」ポール・モナハンは、RB12は基本的に“今年のマシンの発展型”であり、全体的な“デザインコンセプト”は変わらないと説明した。ポール・モナハンは、実際のクルマのエクステリアは“空力が全て”だと語り、流体力学と風洞での作業も通常通りに進められていると述べた「チームとしての我々の最大のアドバンテージは、情熱と献身をもったスタッフたちのスキルだ。それはいつも非常にタイトな開発プランを守ることを可能にしている」
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