レッドブルは、F1スペインGPで“ショートノーズ”版のRB11をデビューさせるという。 「改良されたマシンは、RB11“B”と言っても差し支えないはずだ」と El Mundo Deportivo は報道。ここまでシャシーとルノーのパワーユニットの両方で苦しんでいるレッドブルは、バルセロナでデビューすることになった超ショートノーズでFIAの衝突テストに複数回挑戦したという。
同紙によると、レッドブルのショートノーズは、メルセデスやウィリアムズといった他の同様のデザインよりさらに短く、“コピーが非常に難しい”という。また、Speed Week は、レッドブルがこのテストに“かなりの回数”落ちたが、「レッドブルはこの改善によってフェラーリと並べるようになることを期待している」 と報道。メルセデスの技術部門でエグゼクティブディレクターを務めるパディ・ロウは、新しいV6ターボ時代における空力の役割が過小評価されていると指摘している。「パワーユニットとエネルギー回生のことばかりが話されるが、私は空力の役割が小さいとは考えていない」 とパディ・ロウはコメント。トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーも「ショートノーズは、2015年マシンで私にとって最も難しい仕事だった」と述べている。
全文を読む