レッドブルが、F1放送権を狙っていると噂されている。かつてはチャンピオンに輝きながらも2015年の現時点までは苦境にあるレッドブルは、エンジンサプライヤーのルノーの問題を指摘する一方で、シャシーの課題とも奮闘。さらにはF1撤退の可能性を警告してきた。
その警告の直前には、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツがF1の商業権獲得を狙っている可能性が指摘されていた。ディートリッヒ・マテシッツは、すでにレッドブル・リンクで開催されるF1オーストリアGPのプロモーターだが、Salzburger Nachrichten は、「F1はずっとオーストリアで開催される」だろうと報道。さらに、ディートリッヒ・マテシッツは、レッドブルが所有する放送局『Servus TV(セアブスTV)』を用いてオーストリアでのF1放送権を取得しようとしているとも噂されている。ディートリッヒ・マテシッツは「現在F1を放送しているORFが更新すると思う」と認めつつも、その可能性を否定していない。