レッドブルは、メルセデスの“スリーポインテッドスター”を目に入るところに置くなと命じている。先週パリで開催されたレッドブルの控訴裁判で、メルセデスは、レッドブルに対するメルボルンの処分が失格では不十分であり、3レースの出走禁止がふさわしいと主張した。 だが、FIA側はこれに同意しなかった。
その埋め合わせなのかどうかはかわらないが、中国でメルセデスのニキ・ラウダは、和解の印としてレッドブルのためにオーストリアの有名なチョコレートケーキのザッハトルテを持参したという。 「ケーキで全てを解決できるとでも思っているのかね」とレッドブルのヘルムート・マルコの怒りは収まらない。「次に彼が我々とパスタを食べたくなった時は防弾ベストを着てくるべきだ」レッドブルで不機嫌なのはヘルムート・マルコだけではない。 コラムニストの“レッドブルスパイ”は、メルセデスが3戦レースの出走禁止処分を求めたことを知った際に、「我々のマネジメント陣の口がへの字に曲がった」と伝えた。 「彼らは気を取り直し、コメントしないことにしたようだ」「でも、我々の現場は違う。隣のガレージの連中にはスリーポインテッドスターをもっと向こうへやってくれと注文している」