レッドブルは、F1ブラジルGPの決勝レースで、マーク・ウェバーが4位、セバスチャン・ベッテルが6位でフィニッシュ。セバスチャン・ベッテルがF1史上最年少となるワールドチャンピオン3連覇を達成した。レッドブルは、コンストラクターズ選手権とあわせて3年連続でダブルタイトルを獲得した。マーク・ウェバーは179ポイントを獲得して、チャンピオンシップを5位で終えた。
セバスチャン・ベッテル (6位)「今、僕の頭の中がどうなっているかは想像もつかないと思う。アドレナリンで一杯だよ。最高のレースだった。今日は、ありとあらゆる障害が発生したレースだった。ターン4では理由も無くスピンしてクルマの方向が逆になってしまったので、それを直さなければならなかった。誰も僕にぶつからないで良かったよ。クルマを破損してしまったせいで、路面が乾き始めてからもストレートのスピードが落ちていたのだけれども、運良くまた雨が降り始めたんだ。今週末は、雨が降ったら僕たちにとっては難しくなると誰もが言っていた。皆がそう決めつけていたみたいだけれども、僕たちは雨が苦手じゃないということを証明することができた。本当にハッピーだよ。今シーズン一番重要だったのは、僕たちが自分を見失わずにプッシュし続けることができたことだ。自分達が知っているやり方で、自分達なりの努力を続けてきたことが、この違いを生んだんだ。駆け引きをしようとする人たちもいたけれども、僕たちはそれに気を取られることなく、自分達のやり方を貫いて来ることができた。ミルトンキーンズのファクトリーのメンバーも、サーキットにいるメンバーも、いつも本当に頑張ってくれているけれども、シーズン後半は特に一歩前進した感じがした。チームやルノーのみんなに感謝したい。このチームのメンバーほど、僕が大切に感じる人たちは他にいない。いつも一緒に力を合わせて頑張っていることを、僕はとても誇りに思っている。信じられないような結果だ。3度目のタイトル獲得を、僕のヒーローであるアイルトン・セナの故郷ブラジルで果たすことができた。この気持ちをどうやって言葉にしたらいいか分からない。クルマの中で泣いていたんだけど、無線が通じてなかったみたいで良かったよ!明日になったらもう少し何か言えるかも知れないけれども、今は言葉が見つからない」マーク・ウェバー (4位)「期待した通りのレースだったけれども、ご覧の通り、今日は誰にとってもすごくトリッキーなコンディションだった。僕は特にペースが良かったわけでもないし、僕もセブもスリックタイヤだったので、再スタートもレースのスタートも不利だったんだ。僕はイン側をかなり強くぶつけられた。ザウバーの一台だと思う。そこからレースを戦わなければならなかった。今日は精一杯の戦いができたと思うし、インターミディエイトへのタイヤ交換のタイミングも良かったと思う。セバスチャンは本当に良く頑張った。歴代の記録に肩を並べたわけだし、彼自身も最年少の世界チャンピオン、3度目の世界チャンピオンという新しい記録を樹立した。すごいことだと思う。今シーズンはあっという間だった。いろんなドライバーがレースに優勝し、紆余曲折があり、クラッシュもたくさんあった。僕自身にもいくつかの素晴らしい優勝があった。今は、休みをとって、再充電して、2013年に再び挑戦するのが楽しみだよ」クリスチャン・ホーナー (チーム代表)「驚異的なシーズンだったが、信じられないような最後になった。今年のチャンピオンシップは最後までどうなるか分からないと思っていたが、今日のようなレースは誰も予測していなかったと思う。しかし、3度目のダブル世界タイトルを獲得したのは、本当にすごいことだと思う。今シーズンのセバスチャンは最高の走りでタイトル争いに復活した。彼は決して諦めなかった。それは、今日のレースでも分かったと思う。クルマに大きなダメージを負ってポジションを大きく落としても、彼は戦い続けてレースに戻ってきた。決して諦めなかった。今日のレースは雨が降ったり止んだり、アクシデントやスピン、セイフティーカー導入や無線の故障など、ありとあらゆることが起きた非常にストレスの大きなレースだったが、シーズン全体として考えるべきだろう。この20戦を通して、チームのメンバーは信じられないような仕事をしてくれた。セバスチャンも、本当に世界チャンピオンにふさわしいレースを見せてくれたと思う。フェルナンド・アロンソの今年の戦いぶりに対しても敬意を払いたいと思うが、アロンソという驚異的なライバルがいたお陰で、今年のチャンピオンシップ争いのレベルが高くなり、チャンピオンの価値が更に高くなった。私にできるのは、チームのメンバーの全員の努力に対して感謝することだけだ。我々の全員を支え、応援し、励ましてくれたディートリッヒ・マシテッツ氏にも感謝したい。これにずっと付き合ってくれているレッドブルの皆さん、そしてもちろん、この3年間、この旅を通して成長を共にしてきたパートナーの皆さんに対して、チームを代表して心から感謝したい。この成功の実感が湧くまでには少し時間がかかるだろう」 エイドリアン・ニューウェイ (チーフ・テクニカルオフィサー)「今シーズンは本当に様々な経験をさせてもらったが、最終日である今日も、1周目のアクシデント、ボディと排気の両方へのダメージの心配、その時すでにタイヤに負担がかかっていたこと、無線の故障など、最後まで数多くの障害に直面しながら、このような形で締めくくることができて最高だ。本当に数多くの困難に直面してきたが、その全てを乗り越えながら、チャンピオンシップ優勝に足りるポイントを獲得できたのは、チームとドライバーの実力のお陰だろう。セバスチャンは3度目のチャンピオンシップ優勝を達成した。何と表現したら良いのか分からないが、チームの粘り強さが報われた結果だと思う。今年の初めはクルマに悩まされた。サイドの排気口がないクルマを再検討しなければならず、シーズンの始めはそれに代わる少し難しいクルマを使わなければならなくなった。そこから先週のコンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝、そして今回のドライバーズ・チャンピオンシップ優勝へと漕ぎ着けることができた。本当に我々全員の努力が報われる結果となった」関連:F1ブラジルGP 結果:優勝はバトン、ベッテルがタイトル3連覇!
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