FIAは、レッドブルがF1バーレーンGPから採用しているフロアを違法と判定。これにより、レッドブルはRB8のフロアとディフューザーを改良せざるを得なくなった。レッドブル RB8は、リアホイールの前方のフロアに穴があり、FIAはこれを違法と判定。レッドブルが最近のレースで使用していたデザインは事実上禁止となった。
この判定はF1バーレーンGPとF1モナコGPでの優勝に影響はないが、レッドブルは来週末のF1カナダGPまでにマシンを変更しなければならない。FIAは、チームへの技術指示書で「モナコでの数度の議論を受け、ある種の誤解が存在することが明らかになった、段差面の表面にある完全に閉鎖された穴の存在に関して、我々の立場を明確にするのが望ましいと思われる」と述べた。「完全に閉鎖された穴が、コックピットテンプレートの背面から450?前方のラインより後ろの段差面にあってはならないと明確に記述されていないため、その部分にあってもよいのではないかという議論があった」「我々はこの見方には同意せず、完全に閉鎖された穴であってもそこにあってはならないとみなしている」「それが認められるのなら(2011年に第3条12項9および第3条12項10と同時に規約に追加された)第3条12項5の第2パラグラフの一部は不要であろう」