ビザ・キャッシュアップRBのレーシングディレクターを務めるアラン・パーメインが、2024年F1第4戦日本GP初日のフリー走行を振り返った。ダニエル・リカルドはFP1を欠席し、岩佐歩夢がデビューした。岩佐はミスを犯すことなく、多くの周回をこなし、自身の走りを披露した。しかし、特にFP2でほとんど走れなかったことを考えると、リカルドにとっては理想的なシナリオとはほど遠いものだった。リカルドがここで調子を上げるには、FP3での好走が必要だ。
チームメイトの角田裕毅は新しいフロアに満足したようで、FP1では9番手タイムをマークした。「ここ鈴鹿でレースをするのはいつも楽しい。ドライバーたちが大好きな素晴らしいトラックだ」とアラン・パーメインはコメント。「今朝はダニエルの代役として歩夢がマシンに乗り、完璧な仕事をしてくれた。彼はマシンをスピードに乗せ、素早く、良いフィードバックをしてくれた。歩夢はノーマルのフロアを使い、裕毅のクルマには新しいフロアを履かせた。そのおかげで比較することができたし、非常に正確な評価を得ることができた」「新しいフロアには満足しているし、予想通りの結果を出してくれている。裕毅はすぐにスピードに乗り、午前中は非常に素直な走りを見せ、マシンのフィーリングは非常に良く、バランスにも満足していると語った」「午後はもちろん、雨に見舞われた。今シーズンはまだインターセルを走らせていなかったので、ウエットコンディションになる可能性のあるヨーロッパシーズンに向かう前に、何か学べることがないか、素早く感触を確かめたかったんだ」「ダニエルはFP2でマシンに乗り込んだが、ウェットコンディションだったため走行が制限されたのは残念だったが、彼は経験豊富でサーキットをよく知っている。理想的な状態ではないが、彼は明日FP3があるし、明日の予選の準備に支障が出るとは思っていない。わずかな周回数だったが、彼は満足していた」