シトロエンのラリー責任者であるオリビエ・ケスネルは、キミ・ライコネンとの契約は“噂以上”のものであると語る。F1シートを失ったキミ・ライコネンは、2010年にシトロエンからWRCに参戦するとの見方が強まっている。オリビエ・ケスネルは「サインはしていないし、ライコネンと電話で話したこともない。だが、それは噂以上のことだ。可能性は高い」とコメント。
ケスネルは、ライコネンが2007年「たまたまワールドチャンピオンになったのではない素晴らしいドライバー」だと述べ、ライコネンの母国でのワールドラリー・デビューを「彼がS2000で成し遂げたことは見事だった」と賞賛。また、ライコネンがシトロエンの公式チームでセバスチャン・ローブとともにレースをすることはないが、フルスペックのC4を奢る“ジュニアチーム”で参戦するだろうと明かした。