ピレリは、メルセデスがウェットタイヤテストに参加しなかったことは何も問題はないと述べた。2日間にわたって行われたテストには、フェラーリ、レッドブル、マクラーレンの3チームが参加。しかし、チャンピオンチームであるメルセデスが参加しなかったことは憶測を呼び、意図的にメルセデスが外されたのではないかとの見方もあった。
ピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イゾラは「我々はトラックに一斉に1台から3台のマシンが走れば、台数的には満足だ」とコメント。「4チームだと、常にトラック上で2チームずつを分けなければならなかっただろう」「サーキットからは多くの水煙が多く上がるので、仮に10台のマシンが走ればら、ウェットテストを実施するのはほぼ不可能だ」「メルセデスは、我々が3台で実施すると知った際に『OK。必要であれば行くが、そうでなければ、行かない』と言った。テストは3台で十分だった」「クルマが多いと同期するのがより難しい。コンディションがとても重要であり、コンディションに変化がある場合、テストしているプロトタイプよりも、その変化の方が大きくなってしまうことがある」
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