ピレリが、F1日本GPの決勝レースを振り返った。ルイス・ハミルトンが、Cinturatoブルー・フルウェットとCinturatoグリーン・インターミディエイトを使用して、赤旗による途中終了となった日本GPを制し、ドライバーズチャンピオンシップのリードを広げた。台風18号(ファンフォン)の影響で雨天コンディションとなったため、今週末用に選択されたハードとミディアムの登場機会はなかった。決勝は、マルシャのジュール・ビアンキの事故による赤旗中断のまま46周で終了した。
決勝は、ピレリがF1に復帰した2011年カナダGP以来初のセーフティーカー先導によるスタートとなった。セーフティーカー先導中の3周目に赤旗中断となり、20分後にセーフティーカー先導のもとでレースは再開された。そのため、セーフティーカースタートの場合の義務として、ドライバーはフルウェットタイヤを装着する必要があった。セーフティーカーがコースから離れた10周目以降もトラックにはダンプが残った状態が続き、インターミディエイトタイヤが決勝でのメインタイヤとなった。レース終盤、雨脚が強くなった際、セーフティーカー導入周回中にCinturatoブルー・フルウェットタイヤに交換するドライバーも見られた。ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)「日本グランプリは、非常にトリッキーなコンディションの下で行われました。全てのパドック関係者と同じく、我々は、レース中断の原因となった事故に関わったジュール・ビアンキとマルシャを案じています」
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