スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーが、2022年F1第2戦サウジアラビアグランプリに向けての意気込みを語った。開幕戦バーレーングランプリでは、パワーユニットのトラブルでリタイアするまで8番手を走行していたピエール・ガスリーだが、混戦のミッドフィールドでは、AT03の戦闘力をさらに高める必要があると語る。
「バーレーンでは少し複雑な週末だった。FP1では非常に速かったけど、残りのフリープラクティスではそれほど速くはなかった。でも、土曜日にQ3に到達し、レースペースにはかなり満足できたし、車がストップするまでチームとしてダブル入賞もできそうだった」とピエール・ガスリーは語る。「チームは問題を特定し、火災によってメカニックは今週末に車を再構築するために予想よりも多くの作業をしなければならなかった。3日間でクルマについて多くのことを学んだし、ミッドフィールドは昨年よりもさらにタイトになる可能性があることは明らかだ。そのため、今週末のサウジアラビアでAT03の理解と開発に引き続き努力する必要がある」「昨年はジェッダのトラックに感動したし、6位で予選を通過し、同じポジションでレースを終えた。ドライビングの観点から、高速コーナーがたくさんあるので非常にテクニカルで難しい。まさに僕が楽しいと思うレイアウトだ。昨年は予選とレースで順調だったので、そこに戻って今回何ができるか見てみるのを楽しみにしている」「シーズン序盤のレースは、良いスタートに役立つので、常に重要だ。良い週末を過ごすためには、うまく準備を整える必要がある」