アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年のF1世界選手権 第3戦 F1ポルトガルGPへの意気込みを語った。過去2戦で予選5番手と速さを見せているピエール・ガスリー。前戦F1エミリア・ロマーニャGPでは7位入賞を果たしたものの、フルウエットタイヤでスタートするという選択が裏目に出てしまった。
「前回のイモラは、結果だけ見れば残念なものだったけど、ポジティブな面もあった」とピエール・ガスリーは語る。「フリー走行ではすべてのセッションでトップ10に入ったし、予選ではポールポジションと0.3秒差で、開幕戦に続いて5番手と、チームにとっては最高の結果を獲得できた。決勝での7位というのもいい結果だけど、もっと上を狙えたはずだ。チームで話し合い、再発を防ぐために何ができるか確認していく」「昨年、ポルティマオでは5位フィニッシュといいレースができた。高低差が大きく、ジェットコースターのようにアップダウンが続くユニークなサーキットだ。ドライブしていて楽しいけど、普段走るサーキットと異なり、グリップが低くてマシンがかなりスライドするので、タイヤの熱入れが簡単ではない」「今年は(一番硬い)C1コンパウンドのハードタイヤで走ることになるけど、昨年は特にFP1で熱入れにかなり苦しんだ。ただ、今回は少し知見があるし、気温も高くなるはずだ。こうした事情から、最初の2戦とは違ったチャレンジになっていくはずだ」「ここまで2戦もそうだけど、フリー走行は1セッション60分間だ。それでも、走行プログラムは変わらないので、ガレージで待機する時間が短くなり、コース上のマシンは多くなる。活発なセッションになるので、僕はこれがとても気に入っている」
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