ピエール・ガスリーは、アルファタウリ・ホンダF1にはレッドブル・レーシングに挑戦するという“大きな野望”があると語る。レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、アルファタウリ・ホンダF1が2021年からレッドブル・レーシングの風洞を使用することを明らかにしており、アルファタウリ・ホンダF1には“トロロッソ時代のポジションを超えたいという願望”があることを示唆している。
その願望は、先のF1イタリアGPでアルファタウリ・ホンダF1に勝利をもたらし、レッドブル・レーシングからわずか半年で降格させられたピエール・ガスリーも同じように抱いている。「アルファタウリには明確な意思と多くの野望がある」とピエール・ガスリーは語った。「トロロッソ/レッドブルの時代とは違った状況だと思う」「このプロジェクトはエキサイティングだと思う。レッドブルは明らかに2つのトップチームのうちの1つだけど、アルファタウリの野望は、いつか彼らのパフォーマンスに匹敵することだと思う」「そのようなことを行うためには、僕たちにリソースとより大きな設備も必要であることを意味する」アルファタウリ・ホンダF1が、自らの力でトップチームとして浮上するチャンスはあると感じているかと失望されたピエール・ガスリーは「F1で自分のステータスとポジションを築くことがファクトリーの目標だと思う」とコメント。「彼らが大きな野心を持っていることは明らかだと思う。これは1年間のプロジェクトではないし、僕たちはチームが実際にアイデンティティを構築し、トップチームとしてのステータスを確立するのにどれくらい時間がかかるかは分かっている」「だから、しばらく時間がかかるものかもれないけど、過去にそうであったほど実際には姉妹チームではないと思う。もっとF1内に独自のスペースを作ろうとしている」自分自身の将来に関して、ピエール・ガスリーは、モンツァの優勝だけではなく、全体的な2020年のパフォーマンスによってレッドブル・レーシングへの復帰を期待する声も挙がっている。しかし、ピエール・ガスリーは、2019年8月の降格を取り消す見通しについては曖昧なままだ。「僕は競争力があり、可能な限り最速のマシンに乗って、できる限り最高のポジションを獲得したいというのはそれはすべてのレーシングドライバーの目標だ」とピエール・ガスリーは語った。「現在、僕たちはハイレベルでパフォーマンスを発揮し、アルファタウリのマシンからすべてを引き出していると感じているけど、個人的な目標は、もっと定期的に表彰台を目指して戦って、可能であれば勝利とチャンピオンシップを戦うことだ」「常に利用可能な最速のマシンに乗ろうとしているし、常にそれが目標だ」