ピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権の再開にむけてアルファタウリ・ホンダF1のファクトリーを訪問。改めて2020年F1マシン『AT01』のシート合わせを行った。2020年のF1世界選手権は新型コロナウイルスの世界的な大流行によって中断を余儀なくされていたが、7月5日のF1オーストリアGPでいよいよ再開する。
アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーが6月19日にイタリア・ファエンツァにあるファクトリーを訪問し、AT01のシート合わせを実施したことを報告。前日にはチームメイトのダニール・クビアトが同じようにファクトリーでプレシーズンテストから4か月経った体型に合わせてAT01のシートを再調整しているピエール・ガスリーは「アルファタウリF1のホームに戻ってきた! いよいよ始まる!! 本物で走れるまであと2週間だ。レースをしにいこう!」とコメントした。 この投稿をInstagramで見る Scuderia AlphaTauri(@alphataurif1)がシェアした投稿 - 2020年 6月月19日午前12時55分PDT ピエール・ガスリーは、新型コロナウイルスによるロックダウン期間中におのずとトレーニングをしなければならなかったことで、今シーズンの再開を最高の状態で迎えられると自信をみせている。ピエール・ガスリーは、F1オーストラリアGPが中止になった後、フランスに戻らずにドバイに滞在。そこで2か月間の外出自粛生活を過ごした。ドバイにはトレーナーも同行しており、パーソナルジムも完備。多くの自由な時間をトレーニングに費やしたことで、フィジカル的に人生で最高の状態にあるとガスリーは語る。「ドバイに約2か月滞在していた。誰にとっても非常に厳しい期間だった。あまりやることなくロックダウン状態にとどまる必要があった」とピエール・ガスリーは新たにスポンサー契約を結んだサングラスメーカーのホーカーズ(Hawkers)のインタビューで語った。「その意味で、そこにとどまることができたのはとても幸運だった、僕たちパーソナルジムを持つことができたので、2か月間毎日トレーニングして、本当に準備に集中できた。それは素晴らしかった」「多くのことを改善できたし、確実にこれまでで最高の状態にある。そこについては本当に満足しているし。シーズンが始まるまでにまだ数週間のトレーニングできる」シーズン中、F1ドライバーはレースでの強さを保つためにトレーニングは限られる。ピエール・ガスリーはトレーニングを楽しみ、最大限に活かすことができたと語る。「レースがなかったので、レースのために自分の強さをセーブする必要がなかったので、本当に自分自身をさらに追い込むことを楽しむことができた」「より強くなり、強くを構築するために、かなり高い強度で多くの有酸素運動、ランニング、インターバルを行った。それにいくつかの長距離走やサイクリング、多くのジムセッションを行った。基本的に全体がよりフィットしている」「柔軟性も向上しました。クルマに乗るときにはこれも重要な要素だ。オーストラリアでのシーズンのキックオフ前にもすでに準備はできていたけど、すべてのエリアがさらに改善されたと思う」