アルファタウリ・ホンダのF1ドライバーを務めるピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権がシーズン後半に凝縮されることになれば、身体的な消耗は計り知れないものになると考えており、今後の数か月で体力トレーニングを強化すると語る。F1は開幕から7戦の中止・延期を決断。8月の夏休みを3~4月に前倒ししてレースのためのスペースを確保しており、F1のフルシーズンが7か月に凝縮され、には3連戦もしくは4連戦というか過密スケジュールになることが予想されている。
ピエール・ガスリーは、物理的に非常に厳しいシーズンになると考えており、例年よりもフィジカルを良い状態にするために、他のドライバーがオンラインレースに時間を費やすなか、トレーニングに時間を費やしている。「我々は今後数週間の計画を立てており、通常よりもさらに多くのことをしている」とピエール・ガスリーはコメント。「過去10年間、シーズンが再開する前にフィジカル面の準備をするために2か月もあったことはない」「すでに大体の準備はできていると感じていた。冬の間は本当にうまく働いていた。でも、さらに2か月の準備を追加されたので、シーズンが始まるときに身体的にさらに強くなるチャンスだ」現時点では、シーズン開幕戦は6月上旬のF1アゼルバイジャンGPだが、これも変更される可能性があり、2020年のシーズンは、17~18戦ほどになる可能性がある「1レースあたり2〜3㎏を失うし、フライトを手に入れるのは大変だ」とピエール・ガスリーは語る。「レースの週末には激しい動きがありる。朝から夕方まで止まることはない」「でも、レースが3~4戦連続で行われる場合、最高の状態で準備し、回復にさらに注意を払い、毎回100%の能力を維持するのは僕たちの責任だ」