トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、自分のポテンシャルを最大限に発揮するためには“運の巡りあわせ”が必要なだけだと考えている。レッドブルは夏休みにシーズン前半に成績を残せなかったピエール・ガスリーをトロロッソに降格させ、アレクサンダー・アルボンと交代した。以来、アルボンはすべてのレースを終えたトップ6以上で終えているが、ガスリー自身もトロロッソに戻ってから5レースで3回のトップ10のフィニッシュ果たしている。
「多くの理由があると思う。パッケージを最大限に活用するためにはフランス語で言う“星のめぐりあわせ”が必要なだけだ」とピエール・ガスリーはコメント。「前にも行ったように、自分ができたと思うことはいくつかあり、レッドブルでもっとうまくできたかもしれない。でも、あまりそのトピックに戻りたくない」「今はトロロッソに焦点を当て、このパッケージから最大限の成果を引き出したいと思っている。それが僕たちが日本やったことだ。でも、今後数週間で同じことをする必要がある」ピエール・ガスリーは、F1日本で8位でフィニッシュ。順位としてシンガポールと同じだが、FP1を山本尚貴に譲り、FP3がキャンセルになったことを踏まえれば、トロロッソ・ホンダに戻って以来の最高のパフォーマンスだと評価している。「FP1で運転せずにFP2が鈴鹿での唯一のセッションだった。難しいコースなので、すべてを満点に進めて、望んだクルマに仕上げる時間はあまりなかった。週末にむけてベストな準備ではなかったけど、最終的にはFP2で9位、予選で9位、レースで8位になった」とピエール・ガスリーはコメント。「だから、トロロッソとのこれまでで最も完全な週末なのは間違いないし、毎週末どんどん良くなっているように思う。エンジニアとの仕事の仕方も、週末の進化にもとても満足している」