レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ドイツGPの予選で4番グリッドを獲得した。前日のフリー走行2回目にクラッシュを喫していたピエール・ガスリーだが、土曜日の走行セッションでも力強さを見せ、自身の予選最高位となる4番手を獲得した。
ピエール・ガスリーはポールポジション争いの中にいたものの、チームメイトンのマックス・フェルスタッペンと0.067秒差につけていた周に最終コーナーでの四輪脱輪によりタイム抹消となってしまった。「今日の予選では納得のいくラップが何周か走行でき、4番グリッド獲得という結果に満足している」とピエール・ガスリーはコメント。「昨晩メカニックたちが遅くまでマシンの修復作業をしてくれたので、彼らに感謝するためにも、グリッド2列目獲得はとても喜ばしい結果となった。昨日のアクシデントはプッシュしすぎて限界を超えてしまったのが原因だった。このような出来事は起こってしまうことだが、今日持ち直すことができよかった」「明日は雨の予報もあり、チャンスは多いにあると思う。僕にはまだ改善しなくてはならないことや、もっとうまくできたはずのこともあるけど、いい方向に向かっていると感じている。今からは明日へと気持ちを切り替え、決勝レースでとにかく先へ進むことに集中しなくてはならない。天気は予想がつかないものだが、雨が多く降る北フランス出身の僕にとっては慣れている環境だ」「マックスのレースペースを見ていると、明日は期待できるのではないかと思うけど、昨年のレースのように最後まで何が起こるかわからない。チームが最大限にプッシュしてくれているおかげで大きく前進できているし、オーストリアでのマックスの優勝はさらにチームへの追い風になった。トップとの差はまだ少しあるけど、近づいてきているので、チームとして大いに改善できていると感じている」