トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ロシアGPの予選Q2で走行が少なかったことは、F1のグリッドペナルティが“馬鹿げた”もので、変更の必要があることを示したと考えている。ピエール・ガスリーは、Q2で出走を見合わせてタイムを記録しなかった5台のなかの1台だった。ガスリーとレッドブルの2台はパワーユニット交換により、予選をどの位置で終えてもグリッド後方からのスタートが決まっていた。また、ルノーの2台も走行しなかった。
ピエール・ガスリーは、ルノーの2台が走らなかった理由は、Q3に進出する十分な速さがなく、タイムを記録しなければ、新品タイヤでスタートできる最前列グリッドを確保できる可能性があったからだと推測した。「彼らは自分たちにペースがないことがわかっていたし、レースで長く持たせることがかなり難しいハイパーソフトではなく、ウルトラソフトやソフトでスタートすることを好んだ」とピエール・ガスリーはコメント。「いずれにしろ僕たちがQ2で走らないので、彼らは走らなければ11番手と12番手でスタートできることをわかっていた。それが成果を挙げるかどうか見てみよう。彼らが明日5位と6位でフィニッシュすれば、それは正しい選択ということになるね」ピエール・ガスリーは、ドライバーが予選に参加することで常にインセンティブを得られるようにF1のルールを変更する必要があると考えている。「肝心なことは、異なるペナルティを与える解決策を見つける必要があるということだ。11番手から15番手の5台すべてがQ2で走らない予選なんて本当に馬鹿げていると思う」「現時点でのレギュレーションは、チームが予選でクルマを走らせることを後押ししていない。グリッドポジションが予選リザルトがベースになるのであれば、少なくとも僕たちに関してはQ2で出て行ってもっと良いラップタイムを出そうとしただろうし、レッドブルも出ていく必要があっただろう」ピエール・ガスリーは、エンジンペナルティを受けることで、1回目のプラクティスから良いスタートポジションを得られないことはわかっていたと語る。「まず、ちょっと馬鹿げたペナルティシステムだと思う。予選でのポジションからではなく、後方でスタートすることになるからね。さらにペナルティとグリッドポジションを決める方法が適切ではない。彼らは別の方法を見つけるべきだ」関連:【動画】 F1ロシアGP 予選 ダイジェスト
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