トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、今週末のF1ロシアGPでホンダが導入する“スペック3”エンジンがポジティブな結果を生むことを期待していると語る。ホンダF1は、今週末のF1ロシアGPでトロソッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの2台にアップグレード版パワーユニットを投入する。
ホンダは今年6月にエンジンのパワーアップを図った“スペック2”で改善を果たしており、2019年のレッドブル・レーシングとの契約を納得させるものとなった。今回のホンダの“スペック3”F1エンジンは35馬力のパワーアップを果たしており、馬力面でルノーを上回るとも伝えられている。また、ホンダは2019年への準備として実験的なコンポーネントを試していくことを計画しているとしている。ピエール・ガスリーガスリーは「まずはアップグレードによってどれくらいのパフォーマンス向上が得られるか確認してみければならない」とコメント。「とりあえずは走らせてみて様子を見る必要がある。そこからどれくらいポジティブなものが得られるかは様子を見てみなければならないけど、いくらか洞察を得られるだろう」ピエール・ガスリーは、チームメイトのブレンドン・ハートレーと同様にすでにパワーユニットコンポーネントの使用上限を超えているため、レースではグリッド降格ペナルティを科せられて後方からスタートすることになる。「レースではグリッド後方からスタートすることになるだろう。でも、今回のアップデートは久しぶりだし、すべてがポジティブだ」今回のホンダのF1パワーユニットは1周あたり0.5秒のペースアップを果たすとも言われている。だが、ピエール・ガスリーは「正直、今はまだ詳しいことをわからない。わかってるのはエンジン側にアップデートが入るということだけだ」とコメント。「どうなるか見てみよう。「明日コースに出てみるまでどうなるかはあまり言いたくはない。アップデートなので、ポジティブなはずだ」関連:2018年 F1ロシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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