トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イタリアGPの金曜フリー走行で雨のプラクティス1で6番手、ドライとなったプラクティス2では14番手だった。プラクティス1の開始直前に雨脚が強くなり、全車レインタイヤでの走行となった。ピエール・ガスリーは、レインタイヤで1ラップ走行し、ピットに戻る。雨は上がらないものの、路面コンディションは徐々に回復し、セッション開始から35分が経過した時点で、インターミディエイトタイヤでコースイン。
コンディションの回復とともにタイムを伸ばし、このセッションで、ピエール・ガスリーは1分35秒438で6番手となった。午後3時からのプラクティス2では雨は上がり、路面は完全にドライコンディションとなった。セッション開始まもなく、ザウバーのマーカス・エリクソンがメインストレートエンドでクラッシュし、セッションは赤旗中断となる。セッション再開後、ピエール・ガスリーはソフトタイヤで走行を開始し、10ラップを走行。その後、スーパーソフトタイヤに履き替えたガスリーは1分23秒888、1分23秒402とタイムアップを果たす。ピエール・ガスリーはスーパーソフトタイヤでのロングランを行い、セッション終盤に再びソフトタイヤに履き替えプログラムを順調に消化、14番手でプラクティス2を終えた。「今日は慌ただしい一日だった。午前はウエットでしたが、午後にはドライになり、両方のコンディションでのマシンのテストができた」とピエール・ガスリーはコメント。「ウエットコンディションで迎えた午前のテストでは感触もよく、午後に行ったロングランでのテストでは手応えを感じることができた」「マシンのパフォーマンスはまだ完ぺきと言えるほどではないので、明日までに改善できる点はたくさんあると思う。明日は雨が降れば各チームのパフォーマンスの差が少なくなるため、そうなればおもしろいかなと思う」関連:・F1イタリアGP フリー走行2回目 | ベッテル最速でフェラーリが1-2・F1イタリアGP フリー走行1回目 | セルジオ・ペレスがトップタイム