トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、F1アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースの見所とレースにむけての意気込みを語った。「バクーは非常にエキサイティングなコースだ。まず、ウォールが張り巡らされたストリートサーキットなので、通常に比べてリスクが倍以上になる。さらに、特徴であるロングストレートもサーキットを非常に面白いものにしていると思う。トップスピードはとんでもない速さだ!」とピエール・ガスリーはコメント。
「昨年の最高速は信じられないものだった。その分、ドライバーにとっては走っていてすごく楽しいサーキットではあるが、同時にリスクも高い。いまはバクーに行くのが楽しみだ。2017年はリザーブドライバーとしてレースを観戦したが、シーズンを通して最もエキサイティングなレースの一つだと感じた。今年は、自分がドライブできるので、うれしいね。僕たちにとっていい結果になることを期待している」「城の近くの低速コーナーは、シーズン中で最もタイトな箇所かもしれない。ここではかなり低速で通過するので時間がかかりるが、急げばすべてを台無しにしてしまうこともあり得る。毎ラップ、バリアから数cmのところを走るので、面白いが本当に集中していなければならない。通常のコースでは、縁石で少しはみ出しても、芝に触れてタイヤがほこりを巻き上げる程度で済むが、ここでは違う。もし数cmでもはみ出そうものなら、そのまま壁に激突してそれでおしまいなんだ」「コースの中盤にはかなりテクニカルな箇所があり、そこでのオーバーテイクは不可能だ。これを抜ければ長いストレートが待ち受けているので、ここではチャンスがあるだろう。ストレートでもバリアが近いので、通常よりも体感速度が速くなる。特にターン1でブレーキングするときが顕著だね」」「GP2に参戦していたときには、ここで2位表彰台を獲得した。18番グリッドからスタートして2位に入れたので、僕にとっては記憶に残るレースの一つとなっている」関連:2018 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール