シャルル・ピックの弟、アルトゥール・ピックがF1昇格を目指している。F1に兄弟で参戦したドライバーといえば、ミハエル・シューマッハとラルフ・シューマッハが最後。彼らは2006年までの約10年間、揃ってF1に参戦していた。これに続きそうなのが、フランス出身のシャルルとアルトゥールのピック兄弟だ。
22歳の兄シャルルは、今季マルシャからF1グランプリデビューを果たした。一方、2歳年下のアルトゥールは、今季フォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦し、ランキング12位につけている。 「特に目標はないけど、来シーズンはGP2にいたい。2〜3年のうちには（F1に）行けるんじゃないかと思っている」とアルトゥール・ピックはコメント。シャルル・ピックも「彼は昇格する素質を持っているし、一生懸命に頑張っているよ」と太鼓判を押した。ピック兄弟は、今も故郷フランス・モンテリマールに居住している。 シャルル・ピックは「子供の頃からずっと一緒だし、すべてを共有している」と RMC Sportにコメント。アルトゥール・ピックも「その通りだよ。最後にケンカしたのがいつだったか覚えてもいないくらいさ！」と同意した。