2026年F1オーストラリアGPは、キャデラックF1チームにとって歴史的な週末となった。今季からF1に新規参戦したアメリカのメーカーは、セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスを擁してアルバート・パークで初レースを迎えた。セルジオ・ペレスにとっても、このレースは特別な意味を持つものだった。2025年シーズンを離れていたメキシコ人ドライバーは、キャデラックF1のドライバーとしてグリッドに復帰。新車MAC-26をドライブし、新チームとともにF1復帰戦に挑んだ。
キャデラックF1のデビュー戦で完走を達成アルバート・パークでの週末は、キャデラックにとって学びの連続だった。完全な新規チームとしてゼロから立ち上げられたプロジェクトであり、まずはマシンを走らせてデータを集めることが最大の目標だった。その意味で、セルジオ・ペレスがマシンを完走に導いたことは大きな成果だった。ペレスは16位でチェッカーを受け、チームにとって貴重な走行データを持ち帰った。一方、チームメイトのバルテリ・ボッタスはメカニカルトラブルによりリタイア。キャデラックF1が今後解決していくべき技術的課題も浮き彫りになった週末だった。リアム・ローソンとのバトルも話題にレースでは、セルジオ・ペレスとリアム・ローソンの接近戦も注目を集めた。レーシングブルズのドライバーであるローソンは数周にわたって激しく攻撃を仕掛け、2台はアルバート・パークの各セクターで緊迫したバトルを展開した。ペレスは冷静なディフェンスと正確なマシンコントロールでローソンの追撃を抑え込み、F1で長年培ってきた経験を示す走りを見せた。ペレス「F1は記憶していたものと違う」予選後、セルジオ・ペレスはキャデラックF1での最初の週末について振り返った。「僕たちはマシンから最大限を引き出せたと思う。チームもオペレーション面でとてもいい仕事をしてくれた。それが僕たちに求められるすべてだし、本当に良い仕事だったと思う」「新しいレギュレーションは難しい。まだ理解しようとしているところだ。F1は僕が記憶しているものとはかなり違う」「まだ慣れている途中だし、明日のレースがどうなるのか興味深い。オーバーテイクはかなり難しくなると思う。でも、どうなるか見てみよう」ペレス「ここから大きく前進する必要がある」レース後、セルジオ・ペレスはキャデラックF1の今後についても言及し、チームとして大きな進歩が必要だと語った。「最初は多くの問題があった。でもここからは、いわばハネムーンは終わりだ。僕たちは大きく前進する必要がある」「チームとして前進するための計画を作り、ギャップを縮めていかなければならない。僕たちはそれを達成できると思っている」「チームの全員が非常に競争心を持っている。それが今後必要になる姿勢だ。ギャップを縮めて、今年はもっと大きなことを目指したい」
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