レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、2023年F1第10戦オーストリアGPの予選でQ2敗退を喫して15番手で終えた。体調不良で木曜日のメディア業務を休んだセルジオ・ペレスは、パドックに復帰したが、厳しい金曜日となった。特にQ2では、トラックリミット違反でタイム抹消が連発してノックアウトとなった。これで4戦連続でQ3到達を逃している。
「今日は間違いなく速さがあったし、予選が進むにつれてそれを感じていただけに、特に最後のラップはとても残念だった」とセルジオ・ペレスはコメント。「最初の2周はトラックリミットでタイム抹消となってしまったが、ルールは明確だったし、スチュワードの判断を受け入れた」「Q2の最後のアタックではトラックリミットに気をつけながらできるだけプッシュをし、いいラップを刻めていたけど、トラフィックにひっかかってしまった。仕方がないことなので、明日の新たなチャンスに向けて気持ちを切り替えたいと思う」「速さがあったことはポジティブなので、日曜日の決勝で取り返したい。完ぺきではないが手応えは感じているので、明日のスプリントに向けて準備し、日曜日にいいレースができるよう集中したいと思う」