レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、2023年F1バーレーンGP初日のフリー走行を3番手タイムで終えた。FP1のピットレーンオープン直後、セルジオ・ペレスはソフトタイヤでコースインしたのち、最初のスティントでフライングラップ3周を実施。周回を重ねるごとにタイムを縮め、フライングラップ1周ごとにピットへ戻りフラップを調整してRB19のセットアップを進め、3回目のフライングラップで暫定トップとなる1分30秒592をマークしてピットへ戻った。
セッションの残り時間が少なくなると、新品のソフトタイヤに交換して再びコースへ向かい、セッション序盤で記録したタイムを更新した。1分30秒100をマークしてFP1を2番手で締め括った。金曜日2回目のセッションとなるFP2では、新品ミディアムタイヤを装着して走行を開始。セッション後半に燃料搭載量を多くしたロングランを控えていたセルジオ・ペレスは、ミディアムで1周だけフライングラップを実施位、1分30秒428を記録し、この時点で3番手につける。FP2開始から20分を過ぎると、新品ソフトタイヤを履いて予選シミュレーションを行うべく再びコースイン。セルジオ・ペレスは1分29秒902をマークして2番手となるが、その後フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がタイムを更新して3番手に下がる。FP2が残り20分を切ると、燃料を多く搭載したレースシミュレーションのためにユーズドのミディアムタイヤに履き替えてコースイン。FP2では26周を消化して1日を締め括った。セルジオ・ペレス 「明日は接戦になることを楽しみにしている」「今日はコンディションの学習がメインテーマだった」とセルジオ・ペレスはコメント。「FP1とFP2の間に路面の状況はかなり変化するので、違った気温条件でマシンを試せたのは良かった」「ちょっとしたメカニカルの問題があって、少し不安定な流れになってしまい正確な予測は得られなかったけれど、明日までに解決する自信はある。それさえ修正できればもっとペースは良くなるはずだけれど、全体的に予想通りのパフォーマンスが発揮できている」「ライバル勢はギャップを縮めるために夜通しでハードワークに取り組むはずなので、明日は接戦になることを楽しみにしている」
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