フォースインディアのセルジオ・ペレスは、F1シンガポールGPの決勝でのセルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)との接触に対してドライブスルーペナルティと3点のペナルティポイントを科したスチュワードの裁定は“フェア”だったとし、自分に非があることを認めた。7番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレスは、オープニングラップでチームメイトのエステバン・オコンと接触はあったものの、7番手を維持。しかし、ピットストップ後にセルゲイ・シロトキンの後ろで引っかかってしまう。
セルゲイ・シロトキンは、オープングラップでのインシデントのデブリを拾っており、フレッシュなタイヤを履いていたこともあり、セルジオ・ペレスは数周にわたって抜くことができず、フラストレーションを募らせていた。そして、38周目にターン17とターン18の間でセルゲイ・シロトキンに並んだセルジオ・ペレスは、抜きかけたところでステアリングを左に切ってシロトキンに接触。これで左リアタイヤをパンクさせてマシンにダメージを負ったペレスはピットインを余儀なくされ、さらにドライブスルーペナルティを科せられたこともあり、最終的に16位でフィニッシュしている。セルゲイ・シロトキンとのインシデントについて質問されたセルジオ・ペレスは「非常に大きな代償を払ってしまった」とコメント。「彼はとても懸命にいポジションを守っていたし、ブレーキング中にかなり動いていて、かなりロックアップさせていた」「その後、彼を抜きかけてドアを閉めようとしたけど、彼はあまりに近くにいたと思う。最終的に理想的ではなかった。結果は変わらなかったとは思うけど、ポイントを獲得できなかったのは残念だ」「インシデントを見てみなければならないけど、たぶん僕が本来よりも早くドアを閉じてしまった。ダブルチェックをしてみなければならないけど、ペナルティはフェアだと思う」「僕の手からレースがこぼれ落ちていくのがわかったし、オーバーテイクは本当に難しかった。ただブレーキ、エンジン、タイヤを消費していただけだったし、とてもフラストレーションを感じた」関連:【動画】 セルジオ・ペレス、セルゲイ・シロトキンに体当たり