ハースのF1チーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、F1復帰を望んでいるパスカル・ウェーレインが2020年のF1シート獲得のためにアプローチしてきたことを明かした。パスカル・ウェーレインは、2016年にマノーでF1デビューを果たした後、翌年にザウバーに移籍したが、シーズン末にシートを喪失。様々なチャンスを求めてメルセデスとの育成ドライバー契約を解消し、昨期はマヒンドラからフォーミュラEに参戦していた。
また、今年パスカル・ウェーレインは、フェラーリのシミュレータードライバーとしてF1にまだある程度関与している。ギュンター・シュタイナーは、パスカル・ウェーレインが、ロマン・グロージャンの将来が不透明となっているハースのシートについて問い合わせてきたことが、ハースは経験豊富なドライバーと現在のドライバーを検討しており、ウェーレインは考慮されなかった。「彼は数レース前にトラックにいて、私のところに来て、可能性があるかと尋ねてきた」ギュンター・シュタイナーは Starting Gridに語った。「だが、もう彼は2年間F1から離れている」