アレックス・ザナルディは、入院先のシエナ大学病院で医師によって“必要”と見なされた2度目の脳神経外科手術を受けた。アレックス・ザナルディが、ハンドサイクルレース中にトラックと正面衝突するという大事故に遭ってから10日が経過した。2001年のCARTでの恐ろしい事故で両脚を失ったザナルディは、最初の手術の後に集中治療室に入院し、神経外科医によって医学的に誘発された昏睡状態に置かれている。
シエナ大学病院は月曜日、アレックス・ザナルディがCTスキャンの結果に基づいて、2回目の手術を受けたことを発表した。「アスリートを治療しているチームによって行われた診断的および治療的評価の一環として、CTスキャンが行われた」とシエナ大学病院は声明で述べた。「この診断検査は患者の状態の変化を示したため、2回目の脳神経外科手術に頼る必要があった」「約2時間半続いた手術の後、アレックス・ザナルディは再び集中治療室に入院し、鎮静と挿管を続けている」「実施された介入は、チームによって仮説が立てられていた一歩を表している」「我々の専門家は状況の変化を日々評価しまている」アレックス・ザナルディの家族によると、約24時間で次の容態について発表するとしている。