FIAが2010年から導入するとしているF1の予算制限にウィリアムズ、フォース・インディア、BMWザウバーが支持を表明した。現在F1に参加している10チームのうち、フェラーリ、ルノー、レッドブル(トロ・ロッソ)、トヨタの5チームが、予算制限に反対してF1撤退を示唆しているなか、3チームが予算制限を許容するとの見解を示した。また、メルセデス・ベンツもF1撤退ではなく、FIAと歩み寄ること姿勢をみせている。
ウィリアムズのフランク・ウィリアムズは「予算制限を全面的に支持している。これは我々にあっている」と主張。しかし、フェラーリやトヨタなどの資金が豊富なチームには「段階的な導入」が必要かもしれないと述べている。「大手自動車メーカーが、4ヶ月で300%も支出を抑えることは財政的に非常に困難なことだろう」BMWザウバーのマリオ・タイセンも予算制限、または22日にFOTAで討議される代替案を支持している。「金額の指定、あるいはコスト削減がどういうものであれ、我々はそれを監視しなければならないし、監視は可能だと思う」「監視できることに納得できなければ、そのために努力することはないだろう。全員が善意に基づき行動すれば可能だと思う。できるはずだ」フォース・インディアのビジェイ・マリヤも予算制限を支持している。「予算制限、または支出目標と呼ばれるものは、非常に重要なことだ。そうでなければ、小規模の独立チームは、莫大な予算を持つチームと戦うことはできないだろう」
全文を読む