F1公式サイトが、メルセデスW11でのバルテリ・ボッタスとレッドブル・ホンダRB16でのマックス・フェルスタッペンのベストラップを比較したオンボード映像を公開した。バルテリ・ボッタスは、F1バルセロナテスト第1週の最終日に総合ベストタイムとなる1分15秒732をマーク。マックス・フェルスタッペンは第2週の最終日に総合2番手タイムとなる1分16秒269をマークしている。その差は0.537秒。
だが、バルテリ・ボッタスは午前中、マックス・フェルスタッペンは午後とコンディションは異なり、ボッタスがC5、フェルスタッペンがC4とタイヤにも違いがある。メルセデスW11とレッドブル・ホンダRB16はともにダウンフォースを重視したマシンであり、どちらかと言えばレッドブルの方がコーナリングマシンという印象がある。だが、実際にはカタロニア・サーキットの空力効率が求められる高・中速のセクター1とセクター2ではレッドブル・ホンダ、ダウンフォースが求められる低速のセクター3ではメルセデスが優勢のようにみえる。ホンダのF1エンジンがメルセデスのパフォーマンスに迫っており、メルセデスがオールラウンドなマシンに仕上がっていることが確認できる。ちなみに同じ日の走行ではフェルスタッペンがボッタスに0.073秒差にせまっており、ピレリはC5とC4のパフォーマンスギャップは約0.45秒と見積もっており、レッドブル・ホンダとメルセデスはカタロニア・サーキットでは互角の可能性がある。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "s1MnE4ajE6OOPIUYY-_Z9-wre4xqv3C9");});