モンスター・ヤマハ・テック3は5日(月)、第15戦タイGPの開催地チャーン・インターナショナル・サーキットで16日から3日間にわたって実施される今年2度目のオフィシャルテストに23歳のマレーシア人ライダー、ハフィス・シャリンを招集することを発表した。モンスター・ヤマハ・テック3は、レギュラーライダーのジョナス・フォルガーの欠場を発表した。今年最初のオフィシャルテストでは、スーパーバイク世界選手権に転向予定のヨニー・エルナンデェスを起用していた。
チームマネージャーのエルベ・ポンチャラルは、「ハフィス・シャリンをブリーラムでのテストに起用する可能性があることを誇りに思い、大変嬉しいです。ジョナス・フォルガーが不参戦を決断してから、我々は正しい後任者を探しています。セパンでのテスト後、多くのミーティングを持ち、ハフィス・シャリンがモンスター・ヤマハ・テック3にとって最適であると決めました」とコメント。「現時点では、3日間だけの起用となりますが、彼がその実力を証明してくれると確信しています。彼は若干23歳と若く、中量級では容易ではない表彰台を獲得し、昨年は総合10位に進出しました。これは大きな達成です。常に言っているように、チームにとって、既に確立されたライダーを起用するより、ヤングライダーを起用することの方が大きな意味があります。まずはテストをしましょう。私は楽観的で興奮しています。テストの後に最終的な決断を下しましょう。ハフィス・シャリンが所属するチームマネージャー兼セパン・インターナショナル・サーキットのジェネラルマネージャー、ラザラン・ラザリに感謝します」オフィシャルテストに参加する機会が提供されたハフィス・シャリン・シャリンは「最初に、この機会を提供してくれたエルベ・ポンチャラルとモンスター・ヤマハ・テック3に感謝したい。タイでの3日間で最善を尽くそう。僕にとって、最高峰のマシンを走らせることは夢の実現。このチャンスに対して過剰に興奮していると言わなければいけない。僕の能力を全ての人たちに見せたい」とコメント。「ラザラン・ラザリをはじめ、僕を支援してくれている人たちに感謝したい。初めて最高峰のバイクを走らせるから、僕は信じられないほどの幸せに包まれ、ブリーラムに行けることが楽しみ。ヤマハYZR‐M1を走らせるために多くのことを学ばなければいけない。チームがどのように機能するのかを理解したい。経験豊富なチームだから、彼らのサポートを最大限に活かしたい。この冬は懸命にトレーニングを積んだ。この努力が報われることを願う。テストのスタートが待ち切れない」
全文を読む