MotoGP 第5戦フランスGPの決勝レースが8日、ルマンのブガッディ・サーキットで行われ、総合2位のホルヘ・ロレンソが独走で開幕戦カタールGP以来、今季2勝目、最高峰クラスで42勝目、当地で2年連続6勝目、キャリア通算63勝目を飾り、ポイントリーダーに返り咲いた。気温22度、路面温度35度のドライコンディションの中、ポールポジションのホウヘ・ロレンソは、ホールショットを決め、ライバルたちを引き離すと、週末のプラクティスで掴んだペースで周回を重ね、単独走行で優勝を挙げた。
7番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、10.654秒差の2位に入り、2戦連続3度目の表彰台を獲得。8番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、14.177秒差の3位に入り、最高峰クラス23戦目で初表彰台を獲得した。11番グリッドのダニ・ペドロサは4位。4番グリッドのポル・エスパルガロは、インディペンデントチームライダー部門の最高位となる5位。12番グリッドのアレイシ・エスパルガロは6位。10番グリッドのダニロ・ペトルッチは、負傷からの復帰戦で7位。13番グリッドのエクトル・バルベラ、19番グリッドのアルバロ・バウティスタ、17番グリッドのステファン・ブラドルがトップ10入り。16番グリッドのユージン・ラバティ、21番グリッドのロリス・バスが続いた。2番グリッドのマルク・マルケスは、4番手走行中の16ラップ目に転倒を喫した後、レースに復帰して、1ラップ遅れの13位でゴール。3番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、2番手走行中の7ラップ目に転倒。5番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、3番手走行中の16ラップ目に転倒。6番グリッドのブラドリー・スミス、9番グリッドのカル・クラッチロー、14番グリッドのスコット・レディング、15番グリッドのヨニー・エルネンデェス、18番グリッドのジャック・ミラー、20番グリッドのティト・ラバットは、転倒リタイアを喫した。チャンピオンシップは、総合1位に再浮上したロレンソが、総合2位に後退したマルケスに5ポイント差、総合3位のロッシに12ポイント差のアドバンテージを広げた。次戦イタリアGPは、ムジェロ・サーキットで20日に開幕、22日に決勝レースが行われる。
全文を読む