バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われている2026年F1プレシーズンテスト2日目、メルセデスは再び思うように周回数を伸ばせない一日となった。前日に続き信頼性の問題に直面したW17は、午前中を担当したアンドレア・キミ・アントネッリがわずか3周のインスタレーションラップに留まるなど、作業は大きく制限された。
アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、前日午後に十分な走行ができなかったことを踏まえ、巻き返しを狙っていたが、パワーユニット関連のトラブルが発生。午前セッションをほぼ失う結果となった。「僕にとってはフラストレーションのたまる午前だった。パワーユニットの問題でわずか3周しか走れなかった。昨日の午後にもすでに数時間を失っていたから、理想的とは言えなかった」とアントネッリは語った。「逆境ではあるが、これこそがテストの目的だ。メルボルンの開幕戦に向けて最高の状態で臨めるよう、問題を解決しなければならない。ポジティブな面としては、午後にジョージが多くの周回を重ね、知見を深められたことだ」「ここバーレーンではまだ4日間のテストが残っている。遅れを取り戻す時間は十分にある。明日またW17のステアリングを握るのを楽しみにしているし、この2日間より良い一日にしたい」午後にマシンを引き継いだジョージ・ラッセルは54周を走行。ただし、完全に順風満帆だったわけではない。「午前に走行時間が限られた後だったので、午後のプログラムをできるだけ進めることが重要だった。50周以上を走り切れたのは良かった」とラッセルは述べた。「テストはC3タイヤに集中しながら、W17への理解をさらに深める内容だった。昨日と比べて全体的なバランスは改善できたが、まだやるべきことは多い。明日の午前もドライブする予定なので、さらなる進歩を期待している」トラックサイド・エンジニアリング責任者のアンドリュー・ショブリンも、現状を率直に認める。「ここバーレーンで再びフラストレーションの残る一日となった。キミはパワーユニットの問題を検知した後、午前セッションを丸ごと失った」「不具合の部品のみを交換するより、パワーユニット全体を交換する方が早いと判断したが、その結果、午後セッション開始から1時間以上が経過するまでジョージをコースに送り出せなかった」「幸いにもジョージはキミより多く走行できた。昨日の問題もあり、セットアップ作業は依然として遅れているが、少なくとも終盤にはマシンを合理的なウインドウに入れることができた。明日は失った時間を取り戻すことに集中する」3日目はラッセルが午前、アントネッリが午後を担当する予定だ。メルセデスは、問題のない一日で週末を締めくくり、来週の第2回テストに向けてさらなるパフォーマンスの改善を目指す。
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