メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPにむけてW10に空力アップデートを投入する準備を整えていると語った。メルセデスはF1ロシアGPで1-2フィニッシュを達成したが、実質的にはシンガポールGPで大幅アップデートを投入したフェラーリが最速のマシンだった。
ルイス・ハミルトンは、6回目のワールドチャンピオン獲得にむけてリードを拡大しているが、メルセデスは開発面で後れをとっているとしてチームにマシンをアップデートし続けるよう求めている。メルセデスは鈴鹿サーキットで新しいパーツを投入するかと質問されたトト・ヴォルフは「そうだね、我々は今それに取り組んでいる」とコメント。「我々は、リソースの一方は今シーズンの戦いを継続するため、もう一方は来年に準備するために割り当てようとしている」トト・ヴォルフは、F1日本GPで投入するアップグレードは、フェラーリがシンガポールで投入したものほど大きなものではないと語る。「いいや、我々は小さな改善について話をしている。進歩と続けることを期待できるが、夏に比べると開発速度は遅くなるだろう」