メルセデスのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、F1ロシアGPの初日を終えて、メルセデスは一発の速さでライバルに後れをとっていると認める。メルセデスは、F1ロシアGP初日のフリー走行でバルテリ・ボッタスがトップから0.646秒差の3番手、ルイス・ハミルトンが0.798秒差の4番手でセッションを終えている。
「大部分が困難な一日ではあったが、明日と日曜日に良い仕事ができるという希望を与えてくれる明るい瞬間もあった」とジェームス・アリソンはコメント。「一発のパフォーマンスという点でタチームに少し遅れをとっているのかなり明らかだ。伝統的に我々にフロントタイヤに必要な熱を入れるのがやや難しいトラックだ」「ただ、今日を通してある程度の良い学習ステップを踏めたので、この方向性を続けていけば明日は状況がもっと明るくなるはずだ。燃料を積んだ状態や一発の速さ以外ではマシンが速そうだし、良さいレーシングカーに仕上がりそうなので、その事実にはとても安心している」「まだやるべき作業が山ほどあるのは確かだが、うまくやり遂げ、今日のフラストレーションを取り去り、これまでの好調さを取り戻せせることを願っている」