メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、バルテリ・ボッタスを2020年のドライビングラインナップから外すことに決めた場合、別のチームを見つけるために面倒を見ていくと語る。今季は開幕戦で優勝という好スタートを切ったバルテリ・ボッタスだが、特にF1ドイツGPでのクラッシュリタイアと続くF1ハンガリーGPの結果によって印象を下げており、ドライバーズ選手権でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに7ポイント差まで迫られている。
メルセデスは、2020年のルイス・ハミルトンのチームメイトは、バルテリ・ボッタスとエステバン・オコンの二択であることを断言おり、彼にオコンを起用することになっても、ボッタスの次のキャリアの面倒を見ていくことを保証した。「我々にはジュニアドライバーと現在クルマに乗っているドライバーの両方に対する責任がある。彼らの今後のキャリアを複雑なものにするようなことをするつもりはない」とトト・ヴォルフはF1ハンガリーGP後にコメント。「我々がどのような決定を下したとしても、ドライバーが他の場所に行く可能性を考慮する。それがどこかで進歩したいエステバンのためか、どこかに“ソフトランディング”することができるバルテリのためかどうかに関わらずね」「バルテリはそれに値する。彼は昨日(予選中にルイス・ハミルトンを破ったとき)、彼は素晴らしいスピードを持っていることを再び示した」バルテリ・ボッタスは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンとともに今季のレースに勝った3人のドライバーのうちの1人だが、チームメイトからは62ポイント差がついている。
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