メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、パスカル・ウェーレインを2016年でマノーでF1デビューさせるという保証はないとの警告を繰り返した。メルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインは、今年DTMのチャンピオンを獲得。2016年からメルセデスがパワーユニットを供給するマノーでのF1デビューが期待されている。
しかし、トト・ヴォルフは「メルセデスのエンジンとウィリアムズのテクノロジーによって、マノーは今、売る価値のあるコクピットになっている」とトト・ヴォルフは述べた。実際、ウィル・スティーブンスとアレキサンダー・ロッシ、そして彼らの後援者は、2015年以降もマノーのシートを維持するために懸命にプッシュしている。だが、トト・ヴォルフは、DTMのタイトルを獲得してさえ、「パストールがマノーにいくことは決して確実ではない」と Speed Week に述べた。「マノーがあまりに多くを求めてくれば、それはうまくいかないだろう」先週、パスカル・ウェーレインは2016年も“もう1年DTMで参戦することを決定することもありえる」と認めている。トト・ヴォルフは「だが、サードカーがF1に導入されれば、パストールにはまた別のチャンスがある」と付け加えた。
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